多文化交流フェスティバル in TOKYO 2016の報告

「始めよう!国際交流 つなげよう!世界の絆」をテーマに 50ヵ国から700名以上が参加

 9月22日(秋分の日)、東京・新宿区 四谷区民ホールで「始めよう!国際交流 つなげよう!世界の絆」をテーマに「多文化交流フェスティバル in TOKYO 2016」が行われました。同フェスティバルは国際交流活動を推進する国内の団体と、日本在住の外国人の有志で組織された実行委員会(多文化交流フェスティバル in TOKYO実行委員会)が主催し、多文化共生社会の促進を目的に昨年から実施されています。

 14の大使館が後援し、当日の会場は700人以上の参加者で賑わいました。そのうち外国人が250人、50ヵ国からの参加者があり、国際的なイベントとなりました。

 フェスティバルは「スモールワールドひろば」「ファミリーコーナー」「多文化交流ステージ」の三つのパートで構成。「スモールワールドひろば」では協力大使館、NPO、ボランティアグループといった19の団体がブースを出展、日頃取り組んできた活動の紹介や物品販売などを行いました。

 「ファミリーコーナー」では世界の遊びやゲーム、大道芸のショーなどが次々に登場。子供たちのみならず、親子が一緒に楽しみました。

 メインプログラムは「多文化交流ステージ」として、客席のあるホール内で行われました。水野達夫実行委員長のあいさつ、協力団体代表、後援大使館による祝辞、各国の音楽や舞踊などのパフォーマンス、多文化トークショー、各国の文化・歴史を紹介しながら行われたワールドクイズ、海外支援活動の報告、各国のあいさつを学びながら交流するスタンプラリーなど、参加者は多彩なプログラムを楽しみました。

 多文化トークショーではジャーナリストのフマユン・ムガールさんがコーディネーターとして3人の外国人に質問をしながら、変だと思った日本人の習慣や素晴らしいと思ったことなど意見を交換しました。また、今後の多文化共生社会を実現するために必要な点も意見を出し合い、トークショーは盛り上がりました。

 また、休憩時間を利用して行われた「あいさつスタンプラリー」は、レクリエーション感覚で気軽に交流が楽しめる参加型のプログラムとして好評でした。ステージ上では各国を代表する十一組のアーチストたち(日本、スーダン、フィリピン、韓国、スリランカ、アフリカ、インドネシア、カナダ、ブラジルなど)が各国の舞踊、歌などのパフォーマンスを披露しました。

 さらに、インドネシアで継続されている環境保護のための植林活動に参加した青年による体験発表、模範的な国際カップル3組に対する表彰式と続き、フィナーレは会場全体で「We are the World」を合唱してフェスティバルは感動的に幕を閉じました。

◆参加者の皆さんの感想を紹介します。

「去年よりもさらに洗練されたフェスティバルになったと思います」(男性・日本人)

「教え子の留学生が舞台で民族舞踊を披露するので観に来ました。頑張って踊ってくれていてとても誇らしく、感動しました。素晴らしい国際交流イベントに誘ってくださり、ありがとうございました」(女性・台湾出身)

「文化や国籍にかかわらず、どの国の人たちに対しても分け隔てなく、誰もが楽しめるとても楽しいイベントでした。今後も皆さんと交流を続けていきたいです」(女性・フィリピン出身)

「アイルランドを代表して参加しました。二〇二〇年の東京オリンピック開催まで、これからますます多くの外国人が日本を訪ねてきます。きょうのフェスティバルは、お互いの国の文化を理解し、交流が活発になっていくためのきっかけにつながっていくと思います」(男性・アイルランド出身)

「私たち外国人にとっても日本の皆さんと友情を深めるとてもよい機会になりました。こういう形でお互いの文化や様式を共有できることはとてもうれしいです」(男性・ベナン出身)

「ロビーで多くの国のかたがたが挨拶をしながら交流している姿は大変感動的でした。このような世界が早く実現してほしいと思いました。」(女性・フィリピン出身)

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